Q.漢方は何歳から飲めますか?
漢方薬の種類にもよりますが、おおむね生後3ヶ月からの服用が可能です。
「まずい」漢方薬を子供が飲むわけがないと思われるかもしれませんが、乳児でも必要な薬が与えられている場合は大人が思うほどには嫌がりません。母乳で育てている母子なら、母胎が乳児に必要な漢方薬を服用するという古来から受け継がれている方法もあります。
注意することは、子供に薬を与える場合に親が一生懸命になりすぎて子供が驚いて薬を拒絶してしまう事です。あまり堅く考えず、砂糖や※蜂蜜(
一歳未満のお子様には与えないで下さい)を加えるなどしておやつを与える感覚で子供に接してみるのも一つの方法です。
※蜂蜜のほとんどは非加熱ですから天然の酵素が残っている一方で、まれにボツリヌス菌が眠った状態で含まれている事があります。
一歳を越えれば腸内の抵抗力が高まりますので、例えボツリヌス菌が含まれた蜂蜜を摂取しても死滅します。ボツリヌス菌は加熱してもなかなか死滅しませんので、加熱したとしても与えないで下さい。→乳児ボツリヌス症については
こちらをご覧下さい。