〜生理のひみつ〜
太古より、女性の身体には月の満ち欠けと同じ様なリズムが備わっています。女性のホルモン分泌はこのリズムの中で変化し、ホルモンの導きのもとに子宮・卵巣が働き、結果として基礎体温が特徴的な曲線を描くに到ります。
健康な女性の場合、月の満ち欠けリズムは静かに進行し、生理(月経)、妊娠という形で存在をアピールします。そもそも女性の身体はとてもデリケートなもの。ちょっとした変化、例えば夜更かしをしたり、風邪を引いたり、温泉にはいるなど、普段と違うことが合った日は基礎体温も変動してしまうほどです。
あなたの月の満ち欠けリズムは、静かに進行していますか?
<こんな「体からのお知らせ」ありませんか?>
〜生理について〜
□生理
…ひと月に2度生理がある・2〜3ヶ月に1度・まったく予想がつかない
□生理痛
…触られたくないほど辛い痛み・なでていると楽になる痛み・
温めると楽になる痛み・冷やすと楽になる痛み
□月経血の色
…濃い紅色・薄いピンク色・紫色・黒っぽい色
□月経血の量
…多め・少なめ
□月経血の塊
…小さい塊がある・大きなレバー状の塊がある
※詳しくはブログ「ララ通信」
生理のひみつをご覧下さい。
〜体について〜
・疲れやすい・冷え性・下痢をしやすい・頻尿・めまい・髪や肌につやがない・
・動悸・不眠・こむら返りが多い・暑がり・のぼせる・のどがすぐに乾く・耳鳴り
・便秘・寝汗が多い・イライラしやすい・生理前に胸がはる・不安感がある・
・肩凝り・頭痛・手足の冷え・腰痛・関節痛・ニキビや吹き出物が多い・
肌が油っぽい・体が重だるい・体脂肪率が高い・むくみやすい、
など。
<お知らせの推理>
例えば、
生理痛がひどく、肩凝りがあり、顔や唇にシミが多くみられる場合は、血流の滞った
【瘀血体質】です。
ほてりがちで、寝汗を良くかき、目が乾きやすい場合は、いくら水を飲んでも体の潤いを保てない
【陰虚体質】です。
【瘀血体質】も
【陰虚体質】も放っておけば子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人疾患を発症したり、さらには不妊症(※詳しくはブログ「ララ通信」
不妊症をご覧下さい。
)、または更年期障害に至る可能性もあります。
西洋医学で多く言われる不妊症の原因は、子宮筋腫・子宮内膜症・高プロラクチン血症・多膿疱性卵巣症候群・無排卵・抗精子抗体・黄体機能不全など。
これらの病気は、ある日突然発症するものではありません。毎日少しずつ体に偏りが生じた結果で発症します。この偏りが体に蓄積する過程で体はいくつかのお知らせを発し始めます。
![お気軽にご相談下さい](tegaki/mibyou3.jpg)
しかし、西洋医学では「不妊症」と一つの病名で診断されたとしても、東洋医学では体質や「体からのお知らせ」が人それぞれ異なっていますから、
一人ひとりに合わせた治療方法で進めます。普段はあまり気に留めない小さな事が、重要なお知らせ(症状)の場合もあります。ご相談に来られる場合は、どんな些細なことでも私どもにお知らせ下さい。