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Q & A
お店をご紹介します。

〜・〜 T夫さんの場合・男性45歳、藤枝市、男性更年期(易疲労感) 〜・〜

 自分について語るのは好みませんが、ご要望にお応えして簡単に申し上げます。
 自分は家族の勧めで赤堀薬局に行きました。その頃は確かに仕事に追われて睡眠時間も取れず、休日は一日中寝ているような有様でした。かといって、男性更年期とも違うと思ったし、精力剤を飲むのもしゃくに障ります。家族に言わせればその頃の自分は憔悴しきっていたということですが、休養が充分に取れれば回復すると考えていたので、執拗に赤堀薬局を勧める家族の勢いに押された感です。
 正直認めたくはありませんが、漢方薬は著効したと思います。服用後は体調もよく、翌朝に残っていた疲れが無くなりました。家族も満足そうです。サプリメントの延長だと思えば、漢方薬の服用もさほど抵抗を感じなくなりました。現在は以前の趣味が復活し、休日は海に山にと愛車を唸らせて活動しています。→♪赤堀薬局より♪

*かかった薬代→ 一ヶ月…約1万4千円

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜  赤堀薬局より  〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

T夫さん、お忙しい中をご協力ありがとうございます。お仕事にプライベートにと、充実した時間をお過ごしのご様子ですね。
 ご家族が心配さったように、赤堀薬局を初めて訪れて下さったT夫さんはまさに憔悴しきっておられました。中医学的には【気血両虚】・【肝気鬱滞】・【肝脾不和】・【腎精不足】の状態です。T夫さんを憔悴させた原因は確かに多忙な仕事ですから仕事を休めば身体は休まりますが、勿論そんな訳には いきませんので「仕事をこなしながらも身体に活力を呼び戻すこと」を提案いたしました。

 T夫さんはもともとは丈夫で、若い頃はスポーツ万能だったことが伺える立派な体格です。悩みといえば、飲酒が過ぎた翌朝や疲れたときに下痢をしやすく、極度な緊張時に胃痛が現れるとのこと。
 来店時は、睡眠不足が長く続き食生活も不摂生で精も根も尽き果てているご様子でした。を見ると色は薄桃色で大きさは充分ですが痩せてのっぺりとしています。舌の周辺には歯形がくっきりと残り、多くのひび割れとシワが存在し、舌の両端がやや紫に変色しているのが確認できます。苔は全くありません。ご自身はお身体について不平不満は言われませんが、T夫さんに代わってが雄弁に語ってくれました。

 T夫さんのお身体は【気虚】がベースにあります。
 疲れ易さは幼少の頃からで、身体がかっしりしている割には声が小さく、夫青色は蒼白でやや黄みがかっています。また食は旺盛ですがすぐに満腹になり下痢をしやすいなど、【気虚】「脾」(消化器)において顕著に表れています。
 さらに、仕事を始めて以来長年の睡眠不足と食生活の不摂生の結果、身体は深刻な【血虚】を招きました。顔色はもとより、舌の色が薄く痩せてひび割れがあることからも分かります。

 中医学では「血」は夜に「肝」(造血と自律神経系)へ戻って休むとされています。食生活の乱れで血液を作り出せなくなった上に睡眠時間まで奪われたら、身体は必要な血液量を保てません。
 「気」「血」が不足した為に各臓器が開店休業状態に追い込まれたら…仕事上ストレスを抱え込む事の多いT夫さん、「肝」(造血と自律神経系)が最初にノックアウトされました。そして、そんな生活が長く続いたために身体は自らの生命力を消耗し始めてしまいました

 中医学では人間の生命エネルギーは先天的に与えられた資質と日々の食によって保たれると考えます。食が不足すれば、身体は活動を維持するために先天的に与えられた資質を消耗することになります。残念なことに、食の補充は出来ますが、消耗した資質は簡単に元に戻せません。この与えられた資質は「腎」に蓄えるとされています。「腎」身体の水分調節を行う共に生長や生殖を支える力も担うので、「腎」の消耗老化の加速にも繋がり、やがて身体は頻尿、腰痛、精力減退、白髪、歯や歯肉のトラブル、骨粗鬆症、健忘症、痴呆症などを発症するに到ります。

 幸いT夫さんは病気を発症する前の未病の段階でした。T夫さんは年齢的にもまだ若くもともと丈夫な体質でしたので、比較的早くにこの危機的状況を脱することが出来ました。日々の食生活を改善していただきながら、胃腸を守りつつ「腎」をパワーアップさせる【参馬補腎丸(さんばほじんがん)】、ストレスに打ち勝つ身体を作る【星火逍遙丸(せいかしょうようがん)】、「腎」の栄養剤【六味丸(ろくみがん)】を状況に応じ加減して服用していただきました。
一ヶ月もすると、T夫さんは服用を忘れるようになりました。T夫さんのように基礎体力が一定レベルに達すれば、飲み忘れはむしろ”改善のお知らせ”と私は捉えています。それでも年に数回ご来店いただけるので、お仕事は相変わらず忙しいのでしょうね。最近は【ラフローラ(八珍等+香附子】、疲れたときに【参馬補腎丸(さんばほじんがん)】、下痢が続くときに【星火健脾散(せいかけんひさん)】をお飲みいただいています。
 T夫さん、ご無理なさいませんように。ご家族のためにも身体を労りましょう。
 


〒426-0025 静岡県藤枝市藤枝4丁目1-2 漢方の赤堀薬局

店舗写真・漢方薬以外の写真素材はPhoto素材『Harmony』のものを使用しています

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