
おねしょ(夜尿症)は別名「遺尿」又は「尿床」ともいわれます。夜間睡眠中に尿をもらして目覚めてからそれに気付くものをいい、満3歳以上の人を対象とします。
おねしょは3歳から10歳位のお子さんに多く見られるようですが、成人になるまで引きずることも稀にあります。
3歳未満のお子さんのおねしょは病態には属しません。幼児期は正常な排尿習慣がついていないことと、排尿制御能力が発達段階にあるためです。
また、就寝前の水分の過剰摂取や過労による夜尿、年に数回または月に一度程度の頻度なら病的と思わなくてもよいでしょう。